DXを目指す2つのメリット

DXを行うということは、社内の業務運営だけでなく、サービスや製品の提供でもデジタルテクノロジーを活用して、改善していくということです。

提供するサービスや製品にデジタルを活用するDXに取り組むと、以下の2つのメリットがあります。

データという根拠による意思決定が可能になる

データ活用

DXをすることで、データという根拠をもとに意思決定ができるようになります。

顧客の購買や動向のデータ、商品別売上データ、マーケティング関連のデータ、在庫や生産ライン、配送データなど、様々なデータを得られることになります。

これらを理解・分析することで、理想の状態に対して何を改善すべきかが明確になります。

データを活用する前の従来の方法であれば、経験や勘に基づいて判断することが多く、時には不正確な判断を下さざるを得ませんでした。

それを、データを得られる形でサービスや製品を提供することで、正確で合理的な判断を下せるようになるんです。

ビジネスモデルの最適化

DXをすることで、迅速に顧客に最適なサービスや製品の提供が可能になります。

従来であれば、自社のサービスや製品に対して得られる反応やフィードバックは数年に一度、もしくは聞くことができないことさえありました。その結果、サービスや製品の改善を手探りで行うしかなく、本当に顧客が求めるサービス・製品を作れないこともありました。

DXをすると、顧客データや事業を運営する上で発生するデータを、早ければその日のうちに得られます。顧客が自社のサービス・製品を使う頻度、実際に活用する機能や場面、用途など、これまでわからなかったことがわかるようになります。

そうなると、自社のメインの顧客に対して、さらに充実したサービスや製品を提供できるようになります。顧客にサービスや製品をリピートしてもらったり、別の企業にも紹介してもらえれば、事業成長もしやすいです。

顧客のデータを得られるDXで、売上向上のネタを多く作れることになるんです。