本当のERPとは
デジタル・トランスフォーメーション(DX)へ対応すべく、各企業でも何らかの取り組みが行われるようになって来ています。
DXへの取組への施策としては、基幹システムのERP化、クラウドやAIの利用などへの取組みが具体的に進められています。
このような背景からか、近年、国産の会計中心の「業務システム」でありながら「クラウドERP」として宣伝されるような事象が見られるようになって来ました。
本当の「ERP」ではないものを間違ってERPト解釈される企業も出てくるのではないかと危惧しています。そこで、本当の「ERP」とはどのようなものかを正しく認識していただきたいと考えています。
「ERP」は、Enterprise Resource Planning の頭文字を取ったもので、直訳すると企業資源計画となりますが、簡単に言ってしまえば、「統合基幹業務システムのパッケージソフト」のことです。
本当のERPの要件
本当の「ERP」が保有しているべき要件を整理すると、以下の通りです。
(1)企業活動の基本取引の業務処理に利用できる「基幹業務システム」であること
(2)1つのパッケージであらゆる業務に利用可能な「業務が統合」していること
①業務間で取引データが自動連携していること
②マスタデータの重複が無くマスターが一元管理されていること
(3)取引実績の処理だけではなく「計画段階から利用可能」な機能があること
(4)内部統制の強化を図るための「統制機能の強化」機能があること
(5)事業運用に合わせられ事業環境の変化にも対応可能な「柔軟性と拡張性」が備わっていること
(6)サーバーOSやデータベースのバージョンアップに対応してバージョンアップし「インフラの技術進歩への追随」が行われること
国産の会計中心の業務システムでは企業の基幹業務機能が統合されていないなど上記の本当のERPの要件が満たされていないのです。
また、国産のERPと比較したときの海外製ERPの特長は以下の通りで、各国で利用可能なグローバル対応性にあります。
・多数の国に対応した「多言語・多通貨」の利用が可能
・各国の法制・税制や商習慣への対応を行う「ローカル機能」が用意されている
海外展開を進めている企業にとってグループ経営の効率化を進めるには、親会社である国内企業でも海外製ERPを導入しておくことが望ましいといえます。
詳細は、ダウンロード資料「本当のERPとは」(BizAppチャンネルにも掲載)をご参照ください。